てらおかクリニック

佐久市の リハビリテーション科,内科 てらおかクリニック

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マッチ・ザ・ハッチの世界

マッチ・ザ・ハッチの世界

マッチ・ザ・ハッチの世界
 

 30歳代から最近までは、土日といえば救急外来の当直や病棟当番、学会とその準備が常で、そうでなければ、子どもの学校やスポ少行事でスケジュールは埋まっていました。自分の趣味に休みを使う、ということはまずなかったように思います。ようやくリハビリ科でも後進が育ってくれ、自分の時間が持てるようになってくると、管理釣り場(おしゃれな釣堀)でルアー釣りをはじめ、まもなくフライフィッシングに転向しました。子どもと一緒に、ひたすら投げては釣り、を繰り返し、楽しい時間を過ごしていましたが、やはり自然の中で釣りたくて、渓流にも出かけるようになりました。子どものころ、郷里の椹野(ふしの)川や四十八瀬川で経験したフナ釣りやタナゴ釣り、そして周防大島の大川で、当時ドンバイといっていたハヤ釣りをした経験が忘れられません。

 2年前に水生昆虫研究家の刈田敏三さんによる、マッチ・ザ・ハッチ教室に参加し、大きな衝撃を受けました。「あのライズ(魚が水面付近でする、捕食活動)をとろう」と、千曲川の流れにみつけたライズに狙いを定めてフライをキャスト、一発でヒット!すごい!こういう釣りの世界があったとは、びっくりです。今までのエサ釣りでもルアー釣りでも、「魚がいそうなところに仕掛けを投げて、釣る。」のが当たり前だったのですから、「今、エサを食べている魚を、エサとその形態・流下の仕方を推定して釣る」マッチ・ザ・ハッチの釣りに感動してしまいました。

 あれから相木川や抜井川にでかけては、イトをほどいたり結んだりしている時間の方が長い、ヘタクソなフライフィッシングを繰り返してきました。雑誌を読み、カゲロウやトビケラの写真集を見ては、まがりなりにも自分でフライを巻くようになりました。
こちらも正解のないプラモデル作りのようなもので、少年の心が甦るような楽しさです。
もともと生き物好きで、毎日セミを取り、カブトムシを飼い、庭石をひっくり返しては昆虫観察をしていた元少年なのでいっそう堪えられません。


 いまだに上手くなれず、流れをよたよたよたと渡り、不正確なキャストばかり繰り返すへたれアングラーですが、ときには美しいイワナやヤマメが遊んでくれるようになりました。
もし川で見かけたら、(びっくりしないように)そっと声をかけてくださいネ・・・